２００３／６／４ 対ファイターズ１１回戦（東京ドーム）
去年はアウェー先発がなかったので、このコーナーも出番がなかったが、今年は先発に復帰してから３連勝（実質４連勝だが）。この日が楽しみでしょうがなかった。
いつも立ち上がりが悪い門倉だが、今日もその傾向だ。四球とヒットで一点を失ったが、２回以降からは危なげないピッチング。３回に味方が同点に追いついてからはますます調子を上げ、逆転後には最速１４８キロ。８回にやる気満々でマウンドから降りてきて、つんのめったも愛嬌か。当然完投すると思ったが、９回裏、伊原コーチがボールを取り上げてしまった。後は吉田が締めて無事勝利。ヒーローインタビューにも謙虚に答える姿は、今までより遙かに大きく見えた。藤井との相性もいいようなので、今後もバッテリーを組んでいくのだろう。
終了後、「２３」のユニフォーム姿の男性が、「今までで最高だったよ」と興奮気味に連れと喋っていた。でも私は、完封勝利が見たい。贅沢だろうか。
 |
 |
２００３／７／６ 対ライオンズ１７回戦（西武ドーム）
前半戦の正念場ということで、中５日の登板が決まった門倉。相手は松坂ということで、凱旋にはもってこいの舞台が整った。
だが、こんな時なのに私は遅刻してしまった。仕方ないので、ＮＡＣＫ５を聞きながら球場に向かう。門倉は去年までのように
ストライクが入らず、苦しい立ち上がり。私が駅に着いたときに、ちょうどマクレーンに２ランを打たれたところだった。
幸い、その後は打たれてもギリギリで粘って後続を断つという、今年の門倉らしいピッチングに戻っていった。
中継などを聞くと、今年の門倉については、球持ちの時間が長いので相手がじれる、縦のスライダーが効いている、という違いがある
そうだ。そろそろ『週べ』でインタビューをして解明して欲しいものだ。
試合は一点差の緊迫した投手リレーで、９回の高村の時は、（門倉の度胸を見習ってくれ）と祈ったものだ。幸い望みは叶い
、ヒーローインタビューに門倉も出てきて満足な試合だった。
 |
２００３／７／１３ 対ファイターズ１９回戦（東京ドーム）
日本ハムの東京ドームフランチャイズ最終対戦となったため、大勢の近鉄ファンが来ていた。バフィーもご足労様。
だが、今日の門倉はなかなかエンジンがかからず、マウンドで小首を傾げるシーンが目立つ。二回にうまくエンドランを絡められ失点。五回にも、後一人で勝利投手の権利というところで、打ち込まれて降板と相成った。
幸い、その裏の３ＨＲで帳消しになったものの、門倉にとっては残念な結果だった。
三澤の被弾を見とどけてからドームを出て、野球博物館に向かった。ここで門倉の記事を調べるのも、今日の目的の一つだったからだ。
ルーキーの頃の『週べ』を見たのだが、さすがに記事が多い。特に、９６／９／２号の予告が私の目を惹いた。
『ハッタとにらんでズバリ投げ込むジャンボな男 門倉健（中日）シンデレラ・ストーリー』
楽しみに次の号をめくったが、どこを見てもそれらしい記事はない。どうやら、野口茂樹のノーヒットノーラン記事に食われてしまったようだ。
それ以降、この記事は闇に消えてしまった。門倉らしいといえばらしいが、見たかったな。
 |
 |
【特別編】２００３／１０／１１ トークショーin中部近鉄四日市店
門倉選手と益田選手のトークショー＆サイン会が中部近鉄四日市店で行われた。門倉選手は本店に続いて二日連続の出演だ。大阪よりも近く、休みということもあって私も駆けつけた。鈴鹿Ｆ１の観客でごった返す近鉄名古屋駅に戸惑いながらも、初めての近鉄特急を楽しんだ。残念ながらサイン会の整理券には間に合わなかったが、トイレに行こうと二階に上がったところ、偶然門倉選手が通るのを目撃してしまった。これだけで今日の元は取れたというものだ。
群青色のスーツ姿で現れた門倉選手。格好良かったが、これで見納めになるだろう近鉄のユニフォーム姿も見たかった。トークショーでは、中日時代からのつきあいの益田選手と、息のあったやりとりをしていた。
記憶に残った発言をいくつか。
- 門倉さんはお酒が入ると大胆な発言をする。（益田選手）
- 苦手なバッターは、あえて言えば中村ノリやローズ。
- 今まで印象に残っているのは、初勝利と星野監督に殴られたこと。
- 大阪のヤジはきつい。もう少しお手柔らかに。
- どんなに体調が悪くても休むことが許されない仕事だから、体調管理には気をつけている。
- 好きなことを仕事にしているのだから、辞めたいと思ったことはない。
 |
 |  |
 |
 |