Ａ１．　この作品は、昭和４３年の少年サンデー正月号に掲載されました。
　内容
　１号が休暇をもらって地球に帰ってくる。滞在時間は二時間。
　しかし、須羽一家はスキー旅行中。パーマン達は１号をがっかりさせないため、コピーで対応するが、その時、スキーバスが事故に巻き込まれた知らせが入る。全てをうち明けられた１号は、パーマン達と共に救出に行き、感動の再会を果たす。
　藤子・Ｆ・不二雄大全集『パーマン』２巻に収録されています。

Ａ２．　パーマン５号は山田浩一という一歳半の赤ちゃんパーマンです。
　もう少し詳しい話は、私のページの「論文」のリンクから、「二章」を読んでみて下さい。FFランド六巻に準拠しますと、マスクの色は黄、マントの色は表がベビーピンク、裏は２号と同じ淡い水色です。ベビー服は白です。

Ａ３．　謎本「パーマンの秘密」でも出てきた話ですが、ミツ夫のコピーは最初にミツ夫にコピーされた時点で、どうもそれ以前の記憶を持っているようです。（バードマンのことについて批評している台詞あり）
　この辺が、性格の微妙な違いにも関わっているのかもしれませんね。
　バードマンが作動テストでもしたんでしょうか。

Ａ４．　リバイバルの最終回というのは、状況が特殊で、『藤子不二雄ワイド』内で再放送と並行して流してました。で、次週からオール再放送になっただけなので、明確に最終回が作れなかったのだと思います（再放送といっても、首都圏以外には新作扱いでしたし）。
　リバイバル（シンエイ版）のパーマン最終話は、「パー子の宝物ってなーんだ？」という話です。パー子の正体が明かされるモノクロアニメ版と比べるとどうってことない話ですが、レンタルビデオの六巻に収録されていますので、ぜひ近所のレンタル屋を探して見て下さい。

Ａ５．　４３１話「なんでもパータッチ」ですね。ビデオ六巻にも収録されてます。

Ａ６．　これを一言で書くのは難しいのですが……、簡単に。
「パーマンのえかきうた」「パーマン音頭」日曜版のおまけコーナーとして使用。
「ぼくたちパーマン」「パーマンマーチ」スミレバージョンを劇中歌として使用。
「御機嫌伺いＬＯＶＥ」劇中歌として使用。
「雨のスイートマジック」後奏のみ使用。

Ａ７．　非常に難しい注文です。私もかつて挫折しました。音階が意外に高いのです。
　パーマンバッジの音階については、「藤子不二雄atRANDOM」の日記が参考になります。（2001.6.13）
　藤子プロのサイトで、バッジの着信音や歌メロがダウンロードできます。
　［おまけ］うすた京介説（『ピューと吹く！ジャガー』３４笛より）ファソラシレミファ

Ａ８．　私の論文より
　初代のパーマンセットは、マスクとマント、コピーロボットで、バッジは登場していなかった。マスクは、あごひもがなく、耳あてや前部の形が異なる。新型のマスクの下のめくれは幼児の唇をモデルにしたという。又、目の部分（トランスフィルター）に瞳が映らず、表情表現に困った点もあった。

　現在では、ＦＦランド「新編集パーマン」一巻、藤子不二雄ファンサークルマガジン「Neo　Utopia　Remix」第二期復刻総集編で読むことができます。

Ａ９．　この質問、過去に何人も聞かれてるんですが、そんなに探しにくいですかね。
　大山法善（おおやまほうぜん）です。
　しかし、アイキャッチ映像が浮かぶほど悩んでいらっしゃるのには、不謹慎ながら笑わせていただきました。

Ａ１０．　「須羽」です。「すわ」と読みます。
　「ミツ夫」を漢字で書くと「満夫」になるので、続けて読むと「スーパーマン」になるというお遊びです。

Ａ１１．　飛べます。原作では『バード星への道』、アニメでも日曜版ＯＰやＥＤで飛んでいます。円盤に乗ってるのはその方が速くて便利だからでしょう。

Ａ１２．　そういう噂が流れているようですが、そんなことはありません。普通のスポーツ刈り風の後ろ髪です。初期のアニメで後ろ髪がない設定画があったり、原作の一部では描き忘れがあったので、そのせいでしょう。

Ａ１３．思いっきり支障になるので、当サイトのメールフォームでメールアドレスを連絡してください。折り返しお教えします。

Ａ１４．　パータッチの原理は、マントを中心に展開する反重力力場が重なることで速度が加算されるというものだと私は解釈してます。
　手や足をつなぐのは、その力場を安定させるためなのです。だから縦でも横でも組体操でも効果は同じなのです。

Ａ１５．　旧作アニメの最終回は、Ａパート「パー子という名の女の子」Ｂパート「パーマンよいつまでも」です。
　「パーマンよいつまでも」は原作「パーマンはつらいよ」のアニメ化で、問題のＡパートは、オリジナル作品です。
　パトロールのため３号と共にスミレの家に行った１号は、アイドルの豪勢な暮らしに舞い上がるが、３号はどこか寂しそう。
　彼女が「家族」と一緒に平凡だけど幸せな暮らしをしたいと思っていることを知り、留守番の老婆に優しく接する姿を見た１号は、一人の女の子として彼女を見ている自分に気づく。
　改めて「友達」になりたいと申し出る満夫に心が揺れる３号。だが、正体を明かすわけにはいかない。そこに、スーパーマンが現れ、真実を明かす。実は、スーパーマンは地球人に不信感を持っており、正体不明の仲間とうまくやっていけるか試すため、３号を使ったのだ。成果に満足したスーパーマンは正体を明かす許可を３号に与え、晴れて二人は友達になる。
　ラスト、スミレのサインが欲しいとねだる満夫に、スミレは「パー子」のサインを渡すのだった。彼女自身は、素顔はパー子の方だと思っているようだ。
　誌上再録が同人誌「ネオ・ユートピア」22号（入手難）で読めます。