８月３１日 シャンゼリオンと龍騎と……
『シャンゼリオンバイブル』を買ってきて、脚本の井上敏樹インタビューについて考えさせられた。
『超光戦士シャンゼリオン』は６年前に放映された特撮ヒーロードラマで、一部で未だに盛り上がっているカルト的作品だ。ちなみに、私がこの番組を見たきっかけは、番宣で「やたらノリの軽い兄ちゃんが偶然ヒーローになってしまう」話だと知って興味を持ったからだ。
『シャンゼリオン』最終回は、この設定で進んできたストーリーが、突如別パートになり、「真面目な熱血主人公が、敵の攻撃で滅亡寸前になっている地球を救おうと、最後の戦いに挑む」夢と、「貧乏な私立探偵が迷子犬探しをする」夢をお互いの主人公が見るという話だった。今回のインタビューで、このストーリーの真意を語っている部分があり、その結果は多くの視聴者の予想を裏切った形になった。すなわち、前者の主人公の世界が真実だったのだ。
実際の作品は、監督の演出のお陰か、どちらでもとれるようになっていた。やはり視聴者としては、約一年親しんだ主人公の世界を本当だと思いたい。本の発表後、やはりというかちらほらと不満の声が挙がっていた。
『パーマン』でも、脚本と演出でストーリーが変わっていることがある。実際には、放映された物が作品として世に残っていくのだが、脚本家としては言いたいことも多々あるのだろう。以前岸間信明氏はインタビューで、「脚本を渡した時点で、私の仕事は終わりと思っている」という内容の発言をしてたが、そう割り切らないと、プロの仕事はやっていけないのかもしれない。
で、『シャンゼリオン』の主人公も出演している『仮面ライダー龍騎』の映画を見てきたのだが、脚本井上氏ということで、激しくザッピングするストーリーに、私は『シャンゼリオン』最終話を思い出したのだった。
今回最大の拾い物は、吹き替え版『スパイキッズ２』の山寺宏一一人全役予告編。声優ファンならぜひ一見。
８月２５日 フレッシュアイ
しばらく前に、検索サイトの『フレッシュアイ』がリニューアルした。
以前から「安原義人追っかけレポート」の情報集めに重宝してたのだが、今回のリニューアルで「新着」ボタンがトップページになくなり、もともと「詳細検索」の調子が悪かった私は、頭を抱えてしまった。しかも、新しいロボットサーチは拾いすぎるのでチェックもままならない。悩んでいたら、フレッシュアイのトップページでアンケートを募集しているのを見つけ、不満を書き込んで送ってみた。そのせいかどうか、見事「新着」ボタンがトップページに復活していた。今回の情報はほとんどその成果である。
８月１１日 『オームとにわとり』
今回リンクした「４４ 北川」氏のサイトの日記は、安原さんの今まで知らなかった面がかいま見れて面白い。「ロンドンでお好み焼き屋を開くのが夢」だという話には、関西人の血の濃さを感じてしまった。それはともかく、ここのサイトでは劇のタイトルは『オームとにわとり』になっている。私はパンフ通りに記述しているので、たぶん間違ってるわけではないと思うのだが。
ようやくホームドラマチャンネルで放送中の『家なき子』に安原さん登場。ドリスコルの弟役なので、しばらくは見られそうだ。
今発売中の『ダ・カーポ』497号にMyFirstBIG３巻の記事あり
８月２日 『オウムとにわとり』
７／２０の日記で紹介した、安原さんの新作舞台のＤＭが届いた。『オウムとにわとり』という翻訳劇で、検索してみたが、過去一度上演していることが分かっただけだった。前回のリンク先の人は、出演者の一人、「４４ 北川」氏。他に、雨蘭咲木子さんも出演する。チラシを見ていて、ふと気づいた。恐ろしいことに、私はずっと「雨蘭咲木子」を「雨蘭木咲子」だと思いこんでいたのだ。これまで何度もエコーの舞台で見ているのに、申し訳ない。
それにしても、この写真の安原さんは老け顔に写っている。年相応と言うべきなのか、それとも役作りなのか、舞台で早く確かめたい。
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